酵素を無駄使いする食べ物などをご紹介。

酵素を無駄使いする食べ物などをご紹介。

現代人が健康を損なう理由として挙げられるのが「酵素不足」です。
手軽に取れる加工食品、加熱食、インスタント食品に酵素は含まれておらず、それらを消化する際にたくさんの酵素を浪費してしまいます。早食い、大食い、間食でひきおこす消化不良にも注意が必要です。

酵素は生野菜やフルーツに多く含まれていますが、毎日しっかり摂っていたとしても他の所で多く浪費してしまっては意味がありません。そこで、酵素を大量に無駄使いする食べ物などをご紹介。

全てを避けて生活するのは難しいとは思いますが、知っているのと、知らないのでは大きく違うと思いますので、是非参考にしてください。

砂糖

砂糖

上白糖や三温糖、グラニュー糖、氷砂糖などは、果糖とブドウ糖が結合した二糖類であるショ糖が主成分です。

果糖とブドウ糖は消化されやすいのですが、二糖類になったものは結合が強く、分子の結合を切り離すために大量の酵素を必要とします。甘味は果物や果糖、ミネラル成分を多く含む黒砂糖やてんさい糖、麦芽水飴やハチミツなどからとるのがおすすめです。

動物性たんぱく質

動物性たんぱく質

私たちはたんぱく質分解酵素をあまり持っていません。

それなのに動物性たんぱく質を大量に食べると、消化酵素をむだ使いするだけではなく、消化不良を起こして窒素残留物を作ります。窒素残留物は腸内で悪玉菌のエサとなり、異常発酵を起こして血液を汚します。動物性たんぱく質をとる際には、まず多くの野菜を食べた後にお肉などを食べると良いでしょう。または肉や魚に頼らず、消化されやすい状態になっている大豆製品から植物性たんぱく質をとるとよいでしょう。

種子

種子

玄米や大豆、小豆といった植物の種子にはアブシジン酸やトリプシンインヒビターなどの酵素阻害物質が含まれているため、生で食べてはいけません。

アブシジン酸を取り除くには12時間以上水に浸け発芽させるか、発酵させてから食べてください。ごまやナッツは十分に加熱することで酵素阻害物質を除くことができます。手で取り除ける大きさの野菜やくだものの種は取り除いてください。

食品添加物

食品添加物

日本人は1年間に4kg~8kgの添加物を口にしていると言われています。

その中には酵素阻害剤の重金属の鉛や水銀が、ごく微量ですが含まれています。鉛はアミノレブリン酸脱水酵素の働きを阻害して貧血を起こす要因となりますし、水銀は細胞膜に悪影響を与えます。添加物を使った加工食品をできる限り遠ざけて、自然のままの食べ物を選ぶことが大切です。

激しい運動

激しい運動

激しい運動をすると心拍数が上がります。

それは体内のエネルギーを猛烈な勢いで代謝して、代謝酵素を消耗しているという事です。心拍数を急上昇させない程度の運動は、全身によい効果をもたらしますが、激しい運動は酵素をむだ使いするばかりか、限りある体内酵素を早く使い切ってしまう可能性が高いのです。

西洋薬(新薬)

西洋薬(新薬)

西洋医学で使われる化学薬剤は私たちの体にとっては異物なので解毒が必要となり、酵素が使われます。

また、薬には酵素の働きを鈍くすることで作用するものがたくさんあります。薬は全身に作用するため、体内の酵素が弱体化されてしまうため、緊急事態のときを除いて、西洋薬は多用しないのが無難です。

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