注目成分イソチオシアネートとは?
イソチオシアネートは、がん予防に効果的で、注目されている成分。具体的にどんな効能があるのか、どんな食材に含まれているのかご紹介。
アブラナ科の野菜に多い強力な抗酸化成分
イソチオシアネートとは、辛味やツンとした香りのもとになっている成分で、強力な抗酸化作用があり、がん予防に効果的です。
アメリカ国立がん研究所から、がん予防効果の高い食品に選定された「デザイナーフーズ」の上位にキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜が多く上げられ、それらはイソチオシアネートが豊富に含まれていることから注目されています。
※ デザイナーフーズ計画(designer foods project)は、1990年代、アメリカ国立癌研究所 (NCI) によって2000万ドルの予算でがんを予防するために、ファイトケミカルを特定して加工食品に加える目的で開始された計画である。
効果的な摂取方法は、生!低速ジューサー&すりおろしが一番!
アブラナ科野菜を蒸す、茹でるなどしてたっぷりの量を食べた方がいいかと言えば、答えはNO!
イソチオシアネートはアブラナ科野菜を「生」で食べないと活性化されないことがわかっています。生ジュースに取り入れたり、生野菜サラダ、酢漬け、すりおろしでいただくのが一番効果的。
乳がんのリスクを最大限低くするのもアブラナ科野菜の生食。毎日意識的に取り入れましょう。
