睡眠は「質」より「量」。夜型人間は病気になりやすい。

睡眠は「質」より「量」。夜型人間は病気になりやすい。

「睡眠時間が短くても、その分熟睡できれば体には何の問題もない」。
このように、睡眠は「量」より「質」と考えている人は多いようです。もちろん「質」も大切ですが、健康の為には「量」が非常に重要です。 というのも、睡眠は酵素が生産される時間だからです。
眠っている間に、翌日の消化や代謝に使われる1日分の体内酵素がチャージされているので、どんなに熟睡しても、睡眠時間が足りなければ十分に酵素はチャージされません。

午前0時前に眠り

より効率よくチャージするためには、午前0時前に眠りにつくことです。
人間の体には生理リズムがあり、1日の中で午後8時から午前4時までが体の「吸収と代謝」に当てられる時間帯です。この時間帯内に睡眠を十分とることで新陳代謝がより活発化し、免疫力が高まります。
逆にいえば、夜間に起きて活動していると新陳代謝が滞って免疫力も低下し、病気になりやすくなるということです。

根本的な理由としてはホルモンが体内時計に従って分泌されているからです。小腸に乳酸菌(善玉菌)の多い人ならば、起床後、朝日を浴びるとセロトニンが活性化します。夜になるとこのセロトニンがメラトニンという睡眠ホルモンに変わるため眠くなるのです。

午後8時や9時寝るのは無理でも、せめて午前0時までには眠ることができるようなライフスタイルを目指しましょう。

関連記事