こんなお悩みも酵素で解決!

こんなお悩みも酵素で解決!

すべての生命活動に大きく関わっている酵素。体内にいつも十分な酵素があるようにしていると、すべての細胞がいきいきと自分の役割を果たし、さまざまな不定愁訴が解決されていきます。

腸内環境が整いお腹すっきり

まず最初に挙げられるのは、腸内環境が整うこと。腸の調子の良し悪しは、ダイエットのカギでもありますが、これからお話しするさまざまな不定愁訴の解決にも重要な要素となるのです。まずは、あなたの腸内環境は正常か、チェックしてみましょう

排便は毎日スムーズ?
→毎日出ない人、1日に何度も下痢をしている人は、要注意!

便の量は適量?
→日本人の平均的な便の量は125~180g(参考:中程度のバナナ1本の重さは 140g)

茶色っぽい、いい便が出ている?
→コロコロした便や下痢便は消化・吸収機能に問題あり。黒っぽい場合は肉や脂肪の摂り過ぎ。

おならや便のにおいが強過ぎない?
→音がしない臭いおならが出たり、便が極端に臭いときは、食物が腸内で腐敗しているサイン。

ひとつでも当てはまる人は、腸内環境が乱れています。ご存じかと思いますが、腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在します。
善玉菌は、外部から入ってくる有害な菌を排除し、免疫力を高める働きをします。一方の悪玉菌は、腸内を腐敗させ、発がん性物質や毒素のある有害物質を作り出し、体の抵抗力を弱めてしまいます。最近では腸の中の善玉菌こそ免疫の最前線といわれているのです。
過食をしたり、消化の悪いものばかり食べていると、腸内には消化・吸収しきれなかった食物のカスが充満し、これにより悪玉菌が増加。悪玉菌が作り出した有害物質は、腸から吸収されてしまい、血液を汚して循環を極めて悪くし、その結果、肌荒れや慢性疲労、高血圧や動脈硬化など、あらゆる病気や症状を引き起こします。
逆にいえば、排便が快調で腸内の善玉菌が大変多く存在している人は、腸内環境が整っている、健康であるといっていいのです。

すっきりとした排便のためには、過食をせず、酵素たっぷりの食事を心がけ、消化不良を解消することが第一歩。加えて善玉菌を含むキムチや納豆・ぬか漬けなどの発酵食を摂りましょう。また、排便を促進する食物繊維もたっぷり摂るようにするといいでしょう。

シミ、シワを防ぐ、アンチエイジング効果

便秘をするとニキビができることは、多くの女性が経験しているのではないでしょうか。 腸内環境の悪化は、肌にも悪い影響を及ぼします。
とのメカニズムは、腸内に溜まった便により悪玉菌が増加するのが原因。悪玉菌は有毒ガス(窒素残留物)を作り出し、有毒ガスは血液にのって体内を駆け巡り、最後には活性酸素を作り出します。その活性酸素は、皮膚の細胞にとって毒となるため、シミやシワ、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引き起こすのです。
このような皮膚毒を作る活性酸素は、白砂糖や菓子類、酸化した油、リノール酸を多く含む油、マーガリンやショートニングの原料とされる「トランス型脂肪酸」、動物性たんぱく質といった「NGフード」の過剰摂取が根本原因です。
これらは、大量の酵素を費やしてもなお消化しにくく、腸内に入ってアンモニア物質(窒素残留物)を発生させ、その処理として出現する悪玉菌を極めて増大させます。その際、体を守る白血球が悪玉菌の退治にかかりますが、白血球が悪玉菌を処理したあとの残骸は、活性酸素に変化するのです。

活性酸素に皮膚の細胞が攻撃されるとシワが増えます。また、皮膚にはリポフスチンという老化色素が生み出され、茶色いシミを作るのです。

そこで、ニキビなどの肌トラブルのない美しい肌、シミやシワのない若々しい肌を保つ には、腸内環境を整えるのが第一です。白砂糖を使ったスイーツ類、酸化した油(ポテトチップスや時間が経った揚げもの)やトランス型脂肪酸を控えること。そして、酵素をたっぷり摂り消化不良を防ぐこと! 腸を善玉菌優位にし続けることが肝心なのです。

消化力アップでアトピーや花粉症もラクに

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状に悩んでいる人がいたら、ぜひ酵素を摂ってください。食物の消化・吸収がしっかりできるような食生活を続ければ、アレルギー症状は劇的によくなるのです。
なぜなら、アレルギー症状の多くは、腸内環境の乱れから小腸が炎症を起こしていることに起因しています。小腸が炎症を起こすというのは、どういう状態でしょうか。

腸壁を超拡大すると、テニスラケットのガット面のように見えます。炎症を起こすと、ガットの目が広がって大きくなります。すると、普通は吸収できない比較的大きな分子までもが腸壁から吸収されてしまうようになるわけです。この状態を「リーキーガット症候群」(腸管透過性亢進)と呼びます。リーキーガットは「ガットから漏れる」といった意味なのです。 腸壁から血液へ、通常は存在しない物質(異物)が入り込むと、異物から体を守ろうとしてアレルギー反応が起こり、皮膚炎やぜんそくなどを引き起こしてしまいます。
リーキーガット症候群を改善するには、腸内環境を整え、小腸の慢性的な炎症を治すのがポイント。生野菜やフルーツ、発酵食品から酵素をたっぷり摂り、よい便を出して腸内の悪玉菌の増加を防ぎ、善玉菌を増やすことで、腸壁の広がった穴も正常に戻っていきます。

免疫力が上がり風邪をひきにくくなる

若い頃はそうでもなかったのに、最近風邪をひきやすい、疲れやすい、肩こりがある。そんな人は多いのではないでしょうか? 原因はすべて免疫力の低下にあります。
人の体には、体外から侵入した病原体などから身を守る、免疫システムが備わっています。免疫システムが正常に働いていると、体内に侵入した異物を見つけ出して攻撃し、体を守ってくれます。しかし、免疫力は、20歳あたりがピークで、それ以降は徐々に低下し、40歳ではピーク時の半分、50歳では3分の1にまで落ち込むことがわかっています。そのため、年をとると病気をしやすくなるわけです。

免疫機能の8割は、腸に存在していることが明らかになっています。そこでいまや免疫の最前線として最重要な場が腸(特に小腸)であるということになってきました。最近では、腸のことを「免疫の新世界」などと呼ぶほどです。
食物もそうですが、病原菌や有害物質などは、体外から口や鼻を通して体内に入り込み、食道、胃、小腸、大腸と進みます。そこで腸では、食物から体に必要な栄養を吸収するばかりではなく、外から侵入してくるあらゆる病原菌や有害物質などを取り込まないよう阻止する働きもしています。

免疫機能の8割は、腸に存在している

免疫機能は、腸内の善玉菌によって働きます。善玉菌が多ければ多いほど、何種類もある免疫機能すべてがきちんと働きます。そのためには、腸内環境をよくするに限ります。つまり、食物繊維と酵素をしっかりと摂ることが原則です。
腸内環境を悪化させる食生活を送っていると、年齢に関係なく免疫力は下がってしまいますので、気をつけてください。
免疫機能がしっかりと働いていれば、風邪をひきにくくなるばかりではなく、あらゆる病気が寄りつかない体になるのです。

女性ホルモンの分泌を正常化

生理痛やPMS(月経前症候群)など、女性特有の悩みは、女性ホルモンであるエストロゲンの減少から起こります。エストロゲンは、20代~30代をピークに、30代半ば頃から 減少、閉経前の45歳頃には急激に減少します。
エストロゲンが減少すると、女性の体は、エストロゲンの材料となるコレステロールをため込もうとします。この働きによって肥満を招いたり、高コレステロール血症や動脈硬化、骨粗しょう症などの症状も発生するのです。逆にエストロゲンが分泌され過ぎると、乳がんを発症しやすい状態になります。

エストロゲンの生成には、酵素、補酵素としてのビタミン、ミネラルが必要なので、酵素不足だとエストロゲンが生成されません。女性ホルモンを正常に分泌させるには、ぜひ生野菜やフルーツから酵素を摂りましょう。
また、ずいぶん前からいわれていますが、豆腐や豆乳、納豆や味噌などに含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと同じように働きます。大豆イソフラボンは、ビタミンCとの反応でコラーゲンを作り出すので、ビタミンCが豊富な柑橘系フルーツを一緒に摂ればお肌もつるつるに。さらに、大豆イソフラボンは、乳がんの予防にも一役買っていることが証明されています。過剰なエストロゲンは乳がんの元なのですが、大豆イソフラボンはエストロゲン過剰の場合にはこれを減らす働きをします。いいことずくめの大豆製品は、ぜひたくさん摂取しましょう!

大豆製品は、ぜひたくさん摂取しましょう

血液サラサラ、むくみ解消

体内に老廃物が溜まり、排出できない状態になると、むくみとなって現れます。これも女性に多い症状でしょう。生理前は特に、体がなんでも温存しようと働くため、余計にむくみを感じますが、これも酵素で解消できるのです。

むくみは、代謝の低下が原因です。新陳代謝が滞り、血液がドロドロになると、血液によって運ばれる栄養が末梢の細い血管まで行き渡りません。すると、微小循環不良(血行が悪い)→老廃物が排出されない→代謝がさらに悪化→リンパ浮腫→むくみ、という負のループに陥ることに。
代謝不良は、酵素不足により起こります。体内の消化酵素を内容の悪い食事で浪費してしまうと、代謝酵素までもが浪費され、代謝を妨げるからです。むくみにお悩みなら酵素を摂って、代謝をアップしましょう。血液サラサラになれば、むくみは必ず解消されます。

■足裏・ふくらはぎの マッサージでむくみ解消

足裏は、すべての臓器の集約場といわれます。手の指や棒を使い、ちょっと痛いぐらいの力で足裏をぐりぐりもむと、その部位に応じた臓器が活性化します。足湯や半身浴のあとならば効果はさらにアップ。
また、「第二の心臓」といわれるふくらはぎの筋肉をもんだり叩いたりするのも、血液の循環をよくします。血液が心臓に向かってスムーズに戻るよう促すことができるのです。
むくみ解消に、1日10分程度の足裏・ふくらはぎのマッサージを試してみてください。

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