酵素ダイエットのルールはこれだけ! - 後編 -
酵素ダイエットには6つのルールがあります。
そのルールを前編、後編で3つずつお知らせしています。今回は後半の3つのルールをお知らせいたします。この機会に酵素ダイエットの知識を得て、健康的に痩せる食事の摂り方や食べ方を実践してみてはいかがでしょうか。
酵素ダイエットのルールはこれだけ! - 前半 - はこちらから
ダイエットのルール4:外食の場合はサラダや漬け物をプラス

お勤めしている場合、昼、夜とも外食がちという人も多いでしょう。
けれどもサラダならたいていどのお店にもあるはず。いつもの食事に生野菜サラダをプラスしてオーダーしましょう。また、発酵食は、酵素をふんだんに含んでいますから、酢の物や納豆、キムチ、ぬか漬けなども追加できるとベターです。さらに食後のデザートとしてたっぷりフルーツを。みかんやバナナをカバンに忍ばせておくのもいいアイデアです。
次に、コンビニやお惣菜屋さんでランチや夕食を調達する場合。お弁当を買うなら、揚げものは絶対に避けましょう。カロリーばかりでなく、揚げてから時間の経った油は酸化しており、悪玉コレステロールを増やすなどの悪い影響を及ぼします。野菜の多い幕の内弁当やおろし蕎麦などをおすすめします。
生野菜が入っているサンドイッチはよさそうな気がしますが、好ましくない油※1
を使ったマーガリンやドレッシングがたっぷり挟まっているのでおすすめできません。白砂糖たっぷりの菓子パンは言語道断!
お惣菜を買うなら、煮物、ごま和え、酢の物など。生野菜サラダも追加したい一品ですが、なるべく時間が経っていないものを選ぶようにしてください。生野菜も時間が経つと酵素が失われます。
※1好ましくない油とは
酸化した油:高温加熱したり、長時間空気と接していた油。酸化した油を摂ると血中に過酸化脂質が発生。LDLコレステロールを酸化させ動脈硬化の原因にもなります。
トランス脂肪酸の多い油:植物油を加工して作ったマーガリンやショートニングは、人の体でまったく代謝されない人工的な食品。細胞に入り込み、細胞膜や細胞の働きを狂わせ、体内ではビタミンなどの栄養物質を壊します。
また、手作りのお弁当を持っていきたい場合は、サラダ類は傷みやすいので避け、酢漬けや味噌漬けなどの発酵食メニューがいいでしょう。
おすすめは、簡易漬け物。生野菜に塩としょうゆ、黒酢そしてフラックスオイルをさっと混ぜ、ジッパー付き保存袋などに入れ、酸化しないよう空気をよく抜いて持っていくと、お昼どきにちょうどよい漬け物になっています。
外食・ランチの メニュー例
■ ファーストフードなら→ 野菜たっぷりサンド
生野菜をたっぷり挟んであるサンドイッチやピタサンドなどがベター。パンの種類が選べる場合は、ライ麦や全粒粉のものを。フライドポテト、フライドチキン、フライドフィッシュなど場げものは避けて。
■ 定食なら→お刺身定食
魚から良質な油が摂れる、お刺身定食はおすすめのメニュー。ごはんとお味噌汁のほか、酢のもの や野菜の煮もの、納豆などがセットになっていることも多く、バランスも言うことなし。
■ エスニックなら→生春巻き
新鮮な野菜や魚介類をライスペーパーで包んだ生春巻きは、酵素も摂れるベストメニュー。満腹感もたっぷり。
■ 麺類なら→とろろ蕎麦
低GI値食品の蕎麦。大根おろしたっぷりの「なめこおろし蕎麦」や、繊維たっぷりの「とろろ蕎麦」などがおすすめ。うどんやパスタは控えましょう。
■ アルコールなら→ワインや焼酎
お酒を飲むなら、ファイトケミカルの代表格、ポリフェノール豊富な赤ワインがベター。ほかの酒類よりも肝臓への負担が少なく、低カロリーの焼酎もべターですが、いずれも飲み過ぎには注意して。水分 も摂取し、酵素をムダ遣いしないようにしましょう。
■ 焼き肉なら→ サンチュやサラダを追加
付き合いで焼き肉を食べるなら、肉と一緒に野菜 をたっぷりサイドオーダーして。カクテキやキムチなどの発酵食品も必ず頼んで、肉の消化を助けましょう。
■ 居酒屋なら→生食メニューをつまみに
つまみは、野菜サラダ、野菜スティック、お刺身などの生食は外さず、漬けもの、キムチといった発酵食もおすすめです。ご飯物が欲しくなったら、寿司や 蕎麦を。居酒屋メニューの定番、揚げもの類、焼き鳥はNG。また、枝豆も酵素阻害剤なので避けて。
■ お寿司なら→どれでもOK!
酢飯が消化を助けてくれるお寿司。かつお、あじ、ひらめ、甘エビなどはカロリーも低く、おすすめです。お味噌汁と酢漬けのしょうが「ガリ」も一緒に。
ダイエットのルール5:最初に生もの、腹八分目で終える。
昼も夜も、食事の際はまず生ものから口にしましょう。サラダや酢の物があればこうしたものを先に。まずは酵素を取り込んで消化・吸収をよくします。
また、食べる量にも気を使いましょう。ボリューム満点の食事や、食べ放題の店を出た後、眠気に襲われることがありますが、これこそが酵素不足のサイン。
肉料理や油もの、炭水化物は、消化酵素をたくさん使う食物です。食事内容が悪くなくても食べ過ぎてしまうと、やはり消化酵素が足りなくなります。
消化酵素が不足すると、生命活動に使う「代謝酵素」が使われてしまうため、体が「眠れ」と命令するわけです。とのメカニズム、想像してみるとゾッとしませんか?

生食を中心に食べているつもりでも、ごはん(炭水化物)を思いのほかたくさん食べてしまったり、加熱野菜をつい食べ過ぎたりすると、消化酵素が大量に使われてしまいます。全体量として、腹八分目で終えるようにしましょう! 私は、健康のためには「腹六分目」くらいでもいいのではないかと思っています。
ダイエットのルール6:おやつが食べたくなったら果物を

ダイエット中に間食は禁物。でも生のフルーツであれば悪くありません。市販のものなら、ドライフルーツ(無着色、砂糖が添加されていないもの)を。生より食物繊維が豊富なので、食べ過ぎなければOK。
絶対に避けてほしいのは、市販のスイーツやスナック菓子。カロリーの高さだけではなく、体に悪い食物の代表、トランス型脂肪酸、酸化した油、ショ糖そして添加物がたくさん使われているからです。ポテトチップスやポップコーンなどは、加熱するときにアクリルアミドという発がん性物質が発生しています。
ダイエット中のご褒美としてどうしてもお菓子やケーキが欲しくなってしまったら、てんさい糖や羅漢果シロップといった天然の甘味料を使ったスイーツやホットドリンクなどがおすすめです。
酵素ダイエットのルールはいかがでしたでしょうか。
野菜やフルーツを日々食べることで、代謝が上がりダイエットに繋がることをなんとなくご理解いただけたでしょうか。今日から食事に野菜やフルーツを是非一品追加して試して見てください。