朝だけ断食で不調が消える!?

朝だけ断食で不調が消える!?

みなさんは、朝食に対してどのようなイメージを持っていますか?昼食や夕食に負けず劣らず朝食は重要視されていますよね?
そのため、まだ眠い目をこすりながら、なんとか朝食を摂っている人もいるでしょう。慌ただしい人は、パンとコーヒーなどで手軽にすませているでしょうか。ご飯に味噌汁、焼き魚などのバライティに富んだ朝食を摂るというしっかり派も多いことでしょう。
健康に気をつけている人ほど、朝からしっかり食事をすることが健康に繋がると信じて疑ってないと思います。

朝食をすすめる理由としては、「朝ごはんを食べないと、脳を働かせるエネルギーとなる、糖質が不足して、その後の仕事や勉強がはかどらない!」とか「朝、昼、夜と3食きちんと食べないと太る!」などがあります。また、「朝食を食べないと便が出ない」という人もいるでしょう。しかし、これらは、すべて大きな間違いでした!

人間には生理的なリズムがある

生理的なリズム

今の日本は、街も人も24時間休む暇もありません。夜中でも、コンビニやファミレス、ファーストフード店は、経営しているので、とても便利な世の中になりました。ですが、人間には、太古の昔から体に刻み込まれている生理的なリズムがあるのです。
朝起きて、昼に活動し、夜寝るというのがまさにそうです。徹夜をしたり、夜遅くまでおきていて、体調を崩してしまう経験も少なからずあると思います。深夜にお菓子を食べることも罪悪感があったりしますよね。それと同じように内臓にもリズムがあります。それが1日24時間を3つに分けて、それぞれを「排泄、消化、吸収」の時間とする生理的リズムです。

午前4時~正午までは「排泄」の時間

この時間は不必要な物を体外に出す時間帯です。 人間は、寝ている間に汗をかきますが、これも排泄作用の一つです。
この時間帯は、汗や尿、便などとともに、体に溜まった疲労物質や毒素、当廃物を体外へ出す作業をします。目が覚めてしばらくすると尿意を催すのは、このリズムに沿っています。
花粉症の人なら、朝起きてすぐに鼻水やくしゃみが続く、「モーニングアタック」を経験している人もいるでしょう。
この排泄の時間の体は様々な場所から毒素や老廃物を外に出すために活動しています。

正午から午後8時までは、「栄養補給と消化」の時間

12時~20時までの間は、栄養補給と消化をする時間帯です。食事の際には生野菜を多く食べてから他の物を食べる事をお勧めします。
生野菜やフルーツには、外部酵素が多く含まれているので、体内消化酵素の消費を抑え、代謝酵素として多く使われるので健康へと繋がります。

午後8時からか~午前4時までが「吸収と代謝」の時間

20時~翌日の4時までは、吸収と代謝の時間となります。「栄養補給と消化」の時間に摂取した栄養素を吸収します。また、代謝を活発にさせて体の回復させる時間でもあります。

このリズムを崩さないためには、食事の時間や就寝や起床の時間をある程度決めて、それを守るようにすることがポイントです。
そのリズムを守ることが健康につながります。しかし、食事に関しては、リズムを守れていないケースが多いです。特に朝食時です。本来は、良い排便や発汗する時間であって、栄養補給をする時間ではありません。胃や腸といった消化器官もまだ目覚めてはおらず、体の活動に大きく関わる酵素もお休みモードの状態です。

コップ一杯のお水

そのため、朝食を摂ると、健康を維持するために大変重要な酵素が十分に働かないので、消化不良を起こしてしまうのです。例えていうと、朝食を摂ることは、朝起きてすぐにフルマラソンをするくらい、体に負担がかかる行為なのです。これは、アメリカの「ナチュラル・ハイジーン」という本の中でいわれています。
なので、これからは、朝食を抜いて、コップ一杯のお水だけにする方法をおすすめします。昼食や夕食はそのまま食べて頂いて構いません。

夕食を摂る時間

夕食は、19時までに食べ終えておくのがベストですが、それが厳しい人は、寝る前の3時間前にまでは、食べておくようにしてください。それだけでこれまであなたを苦しめて来た不調が解消に貢献します。

生活習慣病

生活習慣病の増加

日本は、生活習慣病や癌などで苦しむ人が増加しています。生活習慣病は、中高年の多くの人がかかっていると言われているし、がんになる人も1950年に比べて、数万倍です。現在は、3人に1人ですが、将来的には、2人に1人にかかると言われています。そんな時代ですが、健康にいきたいという願いは、強くあると思います。

朝だけ断食で生活習慣病を防ぐ

どうしたら、一生病気知らずに、天寿を全うできるのか。そのために始めたいのが、「朝だけ断食」であり、鍵をにぎるのが「酵素」です。 酵素は、人間の生命活動に欠かせない物質です。人間の体は、約100兆個の細胞で構成されています。これらの100兆個の細胞は、一個あたりの100万回の異なった化学反応を行っていますが、その触媒となるのが酵素なのです。
炭水化物、脂質、タンパク質などの三大栄養素は、車に例えるならガソリンですが、酵素は、バッテリーの役目をはたしています 。ガソリンが満タンでも、バッテリーが切れていれば、はしれませんね。
人間も同様で、酵素がなければどんなに食べ物で栄養をとっても、息をすることも、瞬きすることも、話すことも、聞くことも、そして食べることや食べたものを消化することも、何一つも行えないのです。より専門的に言えば、人間を含めたあらゆる生物の体内で起こる全ての化学反応は、酵素なしに行うことができません。
なので、「朝だけ断食」をし、酵素を大事に使い、酵素不足にならない生活を行っていきましょう!

参考書籍

朝だけ断食

鶴見クリニック理事長 鶴見 隆史 先生の著書、「朝だけ断食」よりご紹介させていただきました。

書籍紹介

朝食を抜く。ただ、それだけ。 すぐ実行できて、続けやすくて、効果絶大。

腸が元気になって、一生病気知らず!
第1章:「朝食は体にいい」は思い込みだった!
第2章:朝だけ断食で、なぜ不調が消えるのか
第3章:酵素をたっぷり摂れば、病気が逃げていく
第4章:腸内環境を整えれば、健康長寿が叶う!
第5章:鶴見式 体がよみがえる酵素食レシピ

朝だけ断食の書籍詳細はこちら

関連記事